2013年08月03日
メディアの役割
放送の前であまり言えないこともありますが、
8月4日(日)夜9時54分~
ソロモン流(テレビ東京)
に、つちや農園が登場します。
番組の主役は吉祥寺の日本茶専門店「おちゃらか」のオーナー・ステファンダントンさんですが、
縁あっておつき合いさせていただいていることもあり、取材を受けることに。
これまでも、ステファン絡みで何回か取材をうけ、ステファン側からの目線で
紹介されることが殆どだったので、
ちょこっとだけ、つちや農園目線で、取材やダントン氏のことをお話したいと思います。
「青い目の茶商」「フレーバーティー」日本茶に変な味付けして、いったいどんなヤツ?
と最初は敵対心、父は興味本位でした。
ダントン氏はつちや農園の風景やお茶がとても気に入ってくれている様子で度々我が家に遊びに?来ます。
これまでの何回かダントン氏絡みのメディア取材を受けましたが、
たいていは仕事か商談のような演出がされていますが、(明日の番組はどうかな)
彼がうちに来て、あまりお茶の話しってしないんですよ
お客さんを連れて来た時はまるで、自分の故郷のようにここの環境を自慢し、
ただここの空気を吸いにきて四方山話をし、
時には子ども相手に世界地図広げて
ブドウの採れる国とお茶の採れる国の話しをしてくれたり・・・
母とはトンチンカン漫才のような会話で私たちを笑わせてくれたり。(これがまたおもしろいんです)
こんな風におつき合いをしていると
おちゃらかのフレーバーの原料はつちや農園のお茶か?と聞かれることがあります。
これについては「NO!]です。
おちゃらかに行って「つちや農園」のお茶がどれか聞けば多分教えてくれると思いますので
興味のある方は吉祥寺へ行ってみてください。
フレーバーティーの専門店で、オーナーのお気に入りが川根茶なのに、
原料は川根茶ではないの?思われるとかもしれませんが
フレーバーティーの原料は「番茶」でないと香りが馴染まないそうなんです。
その辺りは番組の中でも触れているかもしれませんね。
(企業秘密かもしれないし、ネタバレになってしまうかもしれないのでこの程度に(^_-)☆)
まっ、川根産の「番茶」が原料になっているということではあるかと思いますが、
つちや農園では番茶は生産はしていません。
じゃ、何でダントン氏がつちや農園に足繁くやってくるのか、
ダントン氏にとってつちや農園はどういう存在なのか・・・
その辺りが今回の番組で明らかに!!!って展開なら、いいなのですが、どうでしょう。
実際どう編集されているかはわかりません。
とにかく主役はダントン氏ですから(^^;)
ソムリエの経験やフランス人としての感性、文化は私たち日本人とは違うし、
理解しがたいものがありますが、きっと彼から見た日本(人)も、理解できないことだらけなのだと思います。
私は日本人としても、茶業者としても一応プライドはありますが、
それ故に気が付かないことやマイナスなことが見えないと考え、彼の目線や行動から学ばせてもらっています。
(もちろん、これは譲れない!という一分はありますよ!!)
緑茶フレーバーティーの賛否を問う次元ではなく、
茶業界という長い歴史や伝統の中で、ひとりの外国人がどう戦っているか、行くか、行けるかが
今後の茶業界の行く道を占うヒントになるのかもしれません。
6月に放送したNHKのさきどり
も、今回の「ソロモン流」も、単にお茶の宣伝やイメージアップではなく
番組メッセージとして何を感じ取るか、ステファンダントンストーリーを見るのではなく、
自分だったらどうかとか、何が出来るとか、考えながら見てもらえたらいいな、と思います。
そして、遠くのお客様に、番組を通して、川根の天空の様子、生産の現場を(全てとはいいません)すこしでも
身近に感じてもらって、「そうだ!お茶飲もう」という気持ちになってもらえたらうれしいです。
どんな風になって放送されるかわかりませんが、
繁忙期に撮影にあたふたしたリスクを「よかった」という気持ちにさせてもらえることを祈って
明日の晩の反響を楽しみにしています。
とはいえ・・・予告動画の自分の映り具合をみて、やっぱり出なきゃよかった・・・と落ち込むのでした。
8月4日(日)夜9時54分~
ソロモン流(テレビ東京)
に、つちや農園が登場します。
番組の主役は吉祥寺の日本茶専門店「おちゃらか」のオーナー・ステファンダントンさんですが、
縁あっておつき合いさせていただいていることもあり、取材を受けることに。
これまでも、ステファン絡みで何回か取材をうけ、ステファン側からの目線で
紹介されることが殆どだったので、
ちょこっとだけ、つちや農園目線で、取材やダントン氏のことをお話したいと思います。
「青い目の茶商」「フレーバーティー」日本茶に変な味付けして、いったいどんなヤツ?
と最初は敵対心、父は興味本位でした。
ダントン氏はつちや農園の風景やお茶がとても気に入ってくれている様子で度々我が家に遊びに?来ます。
これまでの何回かダントン氏絡みのメディア取材を受けましたが、
たいていは仕事か商談のような演出がされていますが、(明日の番組はどうかな)
彼がうちに来て、あまりお茶の話しってしないんですよ
お客さんを連れて来た時はまるで、自分の故郷のようにここの環境を自慢し、
ただここの空気を吸いにきて四方山話をし、
時には子ども相手に世界地図広げて
ブドウの採れる国とお茶の採れる国の話しをしてくれたり・・・
母とはトンチンカン漫才のような会話で私たちを笑わせてくれたり。(これがまたおもしろいんです)
こんな風におつき合いをしていると
おちゃらかのフレーバーの原料はつちや農園のお茶か?と聞かれることがあります。
これについては「NO!]です。
おちゃらかに行って「つちや農園」のお茶がどれか聞けば多分教えてくれると思いますので
興味のある方は吉祥寺へ行ってみてください。
フレーバーティーの専門店で、オーナーのお気に入りが川根茶なのに、
原料は川根茶ではないの?思われるとかもしれませんが
フレーバーティーの原料は「番茶」でないと香りが馴染まないそうなんです。
その辺りは番組の中でも触れているかもしれませんね。
(企業秘密かもしれないし、ネタバレになってしまうかもしれないのでこの程度に(^_-)☆)
まっ、川根産の「番茶」が原料になっているということではあるかと思いますが、
つちや農園では番茶は生産はしていません。
じゃ、何でダントン氏がつちや農園に足繁くやってくるのか、
ダントン氏にとってつちや農園はどういう存在なのか・・・
その辺りが今回の番組で明らかに!!!って展開なら、いいなのですが、どうでしょう。
実際どう編集されているかはわかりません。
とにかく主役はダントン氏ですから(^^;)
ソムリエの経験やフランス人としての感性、文化は私たち日本人とは違うし、
理解しがたいものがありますが、きっと彼から見た日本(人)も、理解できないことだらけなのだと思います。
私は日本人としても、茶業者としても一応プライドはありますが、
それ故に気が付かないことやマイナスなことが見えないと考え、彼の目線や行動から学ばせてもらっています。
(もちろん、これは譲れない!という一分はありますよ!!)
緑茶フレーバーティーの賛否を問う次元ではなく、
茶業界という長い歴史や伝統の中で、ひとりの外国人がどう戦っているか、行くか、行けるかが
今後の茶業界の行く道を占うヒントになるのかもしれません。
6月に放送したNHKのさきどり
も、今回の「ソロモン流」も、単にお茶の宣伝やイメージアップではなく
番組メッセージとして何を感じ取るか、ステファンダントンストーリーを見るのではなく、
自分だったらどうかとか、何が出来るとか、考えながら見てもらえたらいいな、と思います。
そして、遠くのお客様に、番組を通して、川根の天空の様子、生産の現場を(全てとはいいません)すこしでも
身近に感じてもらって、「そうだ!お茶飲もう」という気持ちになってもらえたらうれしいです。
どんな風になって放送されるかわかりませんが、
繁忙期に撮影にあたふたしたリスクを「よかった」という気持ちにさせてもらえることを祈って
明日の晩の反響を楽しみにしています。
とはいえ・・・予告動画の自分の映り具合をみて、やっぱり出なきゃよかった・・・と落ち込むのでした。