2008年05月28日
山のおみやげ
1ヶ月ぶりに静岡の町に戻ってきました。
町から山に行くときはあまりギャップを感じませんが
山から町に下りてくるとな~んかギャップ感じます。
きれいな空気やおいしい水、取れたての野菜で内側はきれいに!なった感じですが
肝心の外側がボロボロで、手はゴツゴツ、日焼け、足は虫さされ・・・
マッチョな体型に変身・・・どーしましょ
今朝畑で取ってきました。
じゃがいもなんか水洗いしただけで皮がむけちゃう。
今が旬のハチク
(うちではなぜか「ハチコ」って言ってる)
柔らかくて美味しいよ~
とれたての山の恵みは料理の腕はいらないんです
焼いても揚げても調味料はお塩つけるだけで充分!
(料理というよりつまみかな・・・)
良い素材使ってると腕上がらないっていうけど、本当かも・・・。
町から山に行くときはあまりギャップを感じませんが
山から町に下りてくるとな~んかギャップ感じます。
きれいな空気やおいしい水、取れたての野菜で内側はきれいに!なった感じですが
肝心の外側がボロボロで、手はゴツゴツ、日焼け、足は虫さされ・・・
マッチョな体型に変身・・・どーしましょ
今朝畑で取ってきました。
じゃがいもなんか水洗いしただけで皮がむけちゃう。
今が旬のハチク
(うちではなぜか「ハチコ」って言ってる)
柔らかくて美味しいよ~
とれたての山の恵みは料理の腕はいらないんです
焼いても揚げても調味料はお塩つけるだけで充分!
(料理というよりつまみかな・・・)
良い素材使ってると腕上がらないっていうけど、本当かも・・・。
タグ :ハチク
2008年05月25日
産地の未来
今日の平成お邪魔マシーン2号
ちょっと前までプラレールにはまっていた3歳の甥っ子は
すっかり、茶工場の機械にはまってしまいました。
土日の度にやってきて、すごい観察力で茶工場を見てました。
そしてついにはブロックで製茶機械1ラインを作ってしまいました。
「コレがソジュウ、コレがジュウネン、セイジュウはコレ・・・すごいでしょ」
って名前まで熟知してやってます
(ガッチャンガッチャンってSEまで付けてます)
彼にとってお茶を揉むじいじはヒーローらしい。
工場からでたお茶のゴミを使ってリアルに遊んでます。
我が家の「あととり」ではないですが、
小さい時のこうした経験や記憶が何かの形で茶産地を支えてくれるのでは・・・と、
心強く、嬉しく思う伯母バカなわたしでした。
ちょっと前までプラレールにはまっていた3歳の甥っ子は
すっかり、茶工場の機械にはまってしまいました。
土日の度にやってきて、すごい観察力で茶工場を見てました。
そしてついにはブロックで製茶機械1ラインを作ってしまいました。
「コレがソジュウ、コレがジュウネン、セイジュウはコレ・・・すごいでしょ」
って名前まで熟知してやってます
(ガッチャンガッチャンってSEまで付けてます)
彼にとってお茶を揉むじいじはヒーローらしい。
工場からでたお茶のゴミを使ってリアルに遊んでます。
我が家の「あととり」ではないですが、
小さい時のこうした経験や記憶が何かの形で茶産地を支えてくれるのでは・・・と、
心強く、嬉しく思う伯母バカなわたしでした。
2008年05月24日
最終日
やっと、終わりました。
流通に関わるお茶屋さんから見れば、「今頃?!」って笑われますが、
コレが天空のお茶の現実なんです・・・
一番茶最後は水出し煎茶用のお茶です。
茶畑が微妙に色が違うのがわかりますか?
被覆といって、摘採まえ2週間くらい、日の光を遮りました。
そうすると、緑色が濃くなり葉肉は薄くなります。
深蒸し茶でもなく、抹茶や粉茶をブレンドしていなくても
お茶を淹れたときの色がきれいなグリーンになります。
何はともあれ、天気や新芽に追われる肉体労働はようやく今日で終わり、
また来年の新茶に向かっての準備が始まりました!
流通に関わるお茶屋さんから見れば、「今頃?!」って笑われますが、
コレが天空のお茶の現実なんです・・・
一番茶最後は水出し煎茶用のお茶です。
茶畑が微妙に色が違うのがわかりますか?
被覆といって、摘採まえ2週間くらい、日の光を遮りました。
そうすると、緑色が濃くなり葉肉は薄くなります。
深蒸し茶でもなく、抹茶や粉茶をブレンドしていなくても
お茶を淹れたときの色がきれいなグリーンになります。
何はともあれ、天気や新芽に追われる肉体労働はようやく今日で終わり、
また来年の新茶に向かっての準備が始まりました!
2008年05月22日
農薬不使用茶
一番茶のラストスパートがいちばんキツイ!!
スキー場上級コース並みの傾斜にある農薬をいっさい使わない場所。
ここは20年ほどまえに県の茶業試験場が山間地のお茶の病害虫の調査を行っていた甫場です。
それ以来ず~っと農薬不使用で管理してきました。
肉体的にも厳しくって「やめよう」と何度も思った場所ですが、農薬を使わない、という付加価値で需要もあり家族一同重労働に絶えながらやってます。
今日も転がり落ちそうに(実際には3回すべって転びました)なりながら刈りました。
今年は害虫にも病気にもならず、まれに見る出来でした。
車も行けない場所なので、「モノラック」でお茶を家の茶工場まで運びます。
本当は人は乗っちゃいけないのですが、積んだお茶が落っこちないように押さえながら運ぶのですが・・・
1週間ほどまえに私は茶刈り機をコレで運んでいて事故っちゃいました。
茶刈り機のハンドル(カーボン製)がポッキリ折れ、エンジンが壊れました。
私の足は打撲と青あざで彩られました(笑)
「急ぐな!焦る心にスキがある」って書いてありました。
その通り・・・でした。
スキー場上級コース並みの傾斜にある農薬をいっさい使わない場所。
ここは20年ほどまえに県の茶業試験場が山間地のお茶の病害虫の調査を行っていた甫場です。
それ以来ず~っと農薬不使用で管理してきました。
肉体的にも厳しくって「やめよう」と何度も思った場所ですが、農薬を使わない、という付加価値で需要もあり家族一同重労働に絶えながらやってます。
今日も転がり落ちそうに(実際には3回すべって転びました)なりながら刈りました。
今年は害虫にも病気にもならず、まれに見る出来でした。
車も行けない場所なので、「モノラック」でお茶を家の茶工場まで運びます。
本当は人は乗っちゃいけないのですが、積んだお茶が落っこちないように押さえながら運ぶのですが・・・
1週間ほどまえに私は茶刈り機をコレで運んでいて事故っちゃいました。
茶刈り機のハンドル(カーボン製)がポッキリ折れ、エンジンが壊れました。
私の足は打撲と青あざで彩られました(笑)
「急ぐな!焦る心にスキがある」って書いてありました。
その通り・・・でした。
2008年05月19日
大詰め
一番茶もいよいよ大詰め、天空は世間のシーズンから10日ほど遅れています。
今日は品種「おくひかり」の機械刈り。
あと3日くらいで摘採は終わるかな・・・。
さて、昔に比べて、茶摘みシーズンがとても短くなりました。
私が子どもの頃は1番茶は1ヶ月くらいかけ、番茶も採ったし、3番茶まであって8月までお茶っ葉まみれでした。
今は品種(やぶきた)の普及、機械化、初物好きの日本人感覚・・・、
早く早くとせかされるような生産型の時代になってしまいました。
もちろん、温暖化など環境の変化もありまけどね。
今年は特に気候の影響で最盛期に入ってから短期集中型シーズンとなりとても大変?でしたね。
お茶屋さんも生産者も、一年の命運がこの短い時期にかかっていて必死です。
でも、お茶は一年かけて消費されるモノ・・・もう少し、ゆっくりじっくりいきませんかね~(と、つぶやきたくなるこの頃)。
そうそう、お茶を淹れるとき、あわてたり、せかされるように淹れると絶対おいしくはいりません。
ゆったりと、余裕をもって、心を込めて淹れるととても上手に淹れられます。
私は日本茶インストラクターですが、お茶を淹れるのは技術よりハートだと思っています。
ちょ~身近なスローフード、一日1回は急須でお茶を淹れましょう。
ちなみに私は1日8回くらいは、茶っぱを入れ替えて飲んでます。
今日は品種「おくひかり」の機械刈り。
あと3日くらいで摘採は終わるかな・・・。
さて、昔に比べて、茶摘みシーズンがとても短くなりました。
私が子どもの頃は1番茶は1ヶ月くらいかけ、番茶も採ったし、3番茶まであって8月までお茶っ葉まみれでした。
今は品種(やぶきた)の普及、機械化、初物好きの日本人感覚・・・、
早く早くとせかされるような生産型の時代になってしまいました。
もちろん、温暖化など環境の変化もありまけどね。
今年は特に気候の影響で最盛期に入ってから短期集中型シーズンとなりとても大変?でしたね。
お茶屋さんも生産者も、一年の命運がこの短い時期にかかっていて必死です。
でも、お茶は一年かけて消費されるモノ・・・もう少し、ゆっくりじっくりいきませんかね~(と、つぶやきたくなるこの頃)。
そうそう、お茶を淹れるとき、あわてたり、せかされるように淹れると絶対おいしくはいりません。
ゆったりと、余裕をもって、心を込めて淹れるととても上手に淹れられます。
私は日本茶インストラクターですが、お茶を淹れるのは技術よりハートだと思っています。
ちょ~身近なスローフード、一日1回は急須でお茶を淹れましょう。
ちなみに私は1日8回くらいは、茶っぱを入れ替えて飲んでます。
2008年05月17日
さやまかおり
今日のお茶は「さやまかおり」という品種茶です。
1年前TBSの「夫婦道」というドラマでも登場した埼玉県生まれのお茶ですが
静岡産川根の「さやまかおり」も本場に負けてませんよ。
香りに特徴があるので、それをい生かせる製法で作ります。
清涼感があるのに、重たい感じの飲み口は香りのせい、
くせになる人も多いです。
今日の平成お邪魔マシーン
1年前TBSの「夫婦道」というドラマでも登場した埼玉県生まれのお茶ですが
静岡産川根の「さやまかおり」も本場に負けてませんよ。
香りに特徴があるので、それをい生かせる製法で作ります。
清涼感があるのに、重たい感じの飲み口は香りのせい、
くせになる人も多いです。
今日の平成お邪魔マシーン
2008年05月15日
おくひかり
今日は品種「おくひかり」の手摘みを行いました。
「おくひかり」は川根本町が町のブランド品種として奨励しようとしているもの。
緑が濃く、温和な味と個性的な香りが特徴で標高の高い山間地に適した品種です。
つちや農園は昨年の県品種茶品評会「おくひかりの部」で優等を頂きました。
今日は8人のお茶摘みさんの手を借りて、およそ120kgの生葉を摘みました。
昨年以上に良い出来?のような感じでした。
「おくひかり」は川根本町が町のブランド品種として奨励しようとしているもの。
緑が濃く、温和な味と個性的な香りが特徴で標高の高い山間地に適した品種です。
つちや農園は昨年の県品種茶品評会「おくひかりの部」で優等を頂きました。
今日は8人のお茶摘みさんの手を借りて、およそ120kgの生葉を摘みました。
昨年以上に良い出来?のような感じでした。
2008年05月13日
百年の便り
つちや農園の茶工場ブログ初登場
コンピュータではなく感ピュータ、
ちょーアナログの工場です。
今日は在来を揉みました。
在来はお茶の木の歴史そのもので、品種が産まれるまえの原木のようなものです。
土地や環境により味やいや香りが違い、品種のお茶とは違った楽しみがあるのですが、「やぶきた」などの品種茶におされ、今では各地から姿を消しつつあります。
「昔のお茶」というと寂しいですが、懐かしい日本茶の原点のようなもの。
当園の在来は樹齢100年はたっているかと思われるモノで(明治生まれのおじいさんが言ってました)昔の製法を再現して製茶しています。
百年(いにしへ)の便り「懐香茶」と名付け、5年前O-CHAフロンティアコンテストに出品し入賞しました。
どんなお茶かというと、なんとも癒される花のような香りがするんです。
また、今年のお茶は過去5年の中で最高!といって良いくらいの出来映え!
茶工場の中がお花畑のようでした。
なんの花か・・・う~ん、欄とかバラのようなゴージャス系ではなく
イメージ的にはスズランとか、スミレのような可憐な感じ。
キンモクセイにも似たような・・・・。
中国茶好きの方にもフィットすると思います。
2008年05月11日
今日も雨
今日は一日霧雨でした。
この時期2日続きの雨は痛いです
ただ、冬に逆もどりのような寒さで、
お茶の木も冷蔵庫状態におおきな変化なし、
もし、暖かい雨だと、一気に茶の葉が硬葉化といって、
成長し硬くなり品質におきな影響があります。
自然には本当に当地は恵まれています・・・。
しかし、寒い!!外の気温9℃でした。
あまりの寒さにフリースを引っ張り出して着て、
おやつは新茶の試飲と甘酒作っていただきました。
花の舞大吟醸の酒粕でちょ~うまです。
新茶を浸出した湯の色にご注目!!
お茶っ葉は開いているのに色が殆どないでしょ。
上手に揉めているお茶ほど、透明に近い。
お茶をいれた時の緑色は刈り取った時や揉んでる最中に
破砕された葉っぱ(切れ目)からから出てくる
クロロフィルという成分なんですよ。
上級のお茶ほど色が薄いのに味や香りはしっかりある。と言うモノなんです。
2008年05月10日
雨
休みたいけど、休めない・・・
と思っていたら、朝から雨で久々身体が休まりました。
雨は天からの贈り物、神様が休ませてくれたんだ~ありがとうございます、また明日から頑張ります。
雨を予想して昨日の夕方大量にお茶刈りをしたので
工場はフル稼働でしたが、
外にでなくていいだけ、なんだかゆっくりできました。
山の雨は幻想的で墨絵のようです。
と思っていたら、朝から雨で久々身体が休まりました。
雨は天からの贈り物、神様が休ませてくれたんだ~ありがとうございます、また明日から頑張ります。
雨を予想して昨日の夕方大量にお茶刈りをしたので
工場はフル稼働でしたが、
外にでなくていいだけ、なんだかゆっくりできました。
山の雨は幻想的で墨絵のようです。
2008年05月07日
品評会
全国品評会出品茶園
晴天のもと60人のお茶摘みさんの手をかりて80Kgのお茶を採りました。
休憩中・・・我が家の庭が人で埋め尽くされる年に一度の大イベントです。
全国品評会の結果は8月(だと思いました)
ドキドキ楽しみだワン
2008年05月04日
2008年05月01日
八十八夜
立春から88日目、八十八夜の頃のお茶は、味も香りも乗って最高!
無病息災で元気に過ごせるこの季節の縁起物、と
昔から旬や初物を楽しむ日本人に好まれて来ました。
標高600Mの川根茶「つちや農園」の新茶初摘みを本日、八十八夜に行いました。
葉も茎もプクプクしていてとても美味しそうでした。
出来上がるのが楽しみです。